ワタミの介護トップ > ご入居者様ストーリー > vol.19 毎日のリハビリテーションで一人で歩けるようになりたい in レストヴィラ豊玉

Vol.19![]()

「立ち上がるときが大変なんだよね」とおっしゃる田中様
サイドウォーカーを使用しての歩行訓練
「のんびりくつろいでいただきたい」という思いから各ホームに設置したヒノキ風呂
2013年4月より、レストヴィラ豊玉にご入居されている、田中 弘様。お若い頃は炎症の因子研究をお仕事にされていらっしゃった方で、今も新しいことを発見するためにコツコツと勉強されるという研究家でいらっしゃいます。また、週4、5日ホームへ来訪される奥様をとても大切にしていらっしゃる愛妻家でもあります。
ご入居前の2012年12月、ご自宅の階段から転落され、頚椎後縦靭帯骨化症にて手術、頚椎椎弓を切除し、左手足難病の指定を受けられました。病院にてリハビリテーションをされた後、レストヴィラ豊玉にご入居されました。ご入居されてきた時は、おむつを使用していらっしゃった田中様ですが、スタッフが付き添い、トイレへご案内することで、おむつの使用を中止しました。しかし、誰でもトイレへは一人で行きたいと思うものです。田中様も「一人でトイレに行けるようになりたい。」という希望を抱かれるようになりました。そこで、本部所属のPT(理学療法士)に、どうしたら安全にお一人でトイレへ行けるようになるかを相談し、毎日ケアスタッフによる下肢筋力向上のためのリハビリテーションを開始しました。廊下の手すりを使用し、スタッフが付き添いながら、歩行訓練を行いました。ゆっくり一歩ずつ、進まれますが、思うように足が前に出ないこともありました。
5月上旬、レストヴィラ豊玉では、端午の節句にちなみ、ホームのすべてのご入居者様に季節を感じながらゆっくり菖蒲湯を楽しんでいただこう、という企画を実施しました。それまで、特殊浴にて入浴をされていた田中様。大の風呂好きである田中様のためにも、菖蒲湯に浸かってくつろいでいただきたいとケア主任の藤田は、安全に入浴できる方法を考えました。ご家族様にも相談、「ぜひ」とのお返事をいただき、田中様にヒノキ風呂を楽しんでいただくことができました。7ヶ月ぶりに通常のお風呂に入浴された田中様は、「もう普通の風呂に入ることは、一生できないとあきらめていた。やっぱり気持ちがいいね。」と、お話しくださいました。そしてこのことをきっかけに田中様のリハビリテーションへの意欲は増していきました。
現在は、サイドウォーカーや平行棒を使用して歩行訓練を行なっています。努力家であることから、とても熱心に取り組まれ、何往復もされる田中様。最初の頃からは考えられないほど、スムーズに歩行ができるようになりました。奥様も「ホームに入居してから著しい進歩ですね。私は、ここまで歩けるようになるなんて、とてもとても無理だと思っていました。」と喜んでくださいます。
田中様のこれからの夢は、「杖を頼りに一人で自由に歩けるようになること」田中様の夢が叶うよう、これからもスタッフ一同、お手伝いさせていただきます。