ワタミの介護トップ > ご入居者様ストーリー > vol.5 特殊浴から、普通浴へ。念願のひのき風呂へ。 in レストヴィラ本厚木

Vol.5![]()

ボールを使った体操にも積極的な猪又様。
猪又様の書。とても達筆でいらっしゃいます。
体操レクにはすべてご参加。回復の大きなきっかけに。
手引き歩行で歩かれるまで、ご回復。
2007年にご入居された猪又様。ご入居時は車椅子を一日中ご使用され、また入浴も、担当医の指示により、椅子に腰かけたまま入る特殊浴でした。
特殊浴とは、介護業界以外ではあまり耳慣れない言葉かもしれません。寝たきり、あるいは椅子に腰かけたままの状態で、入浴用ベッドや椅子を機械で持ち上げ、浴槽に入っていただくもので、機械浴と呼ばれることもあります。介護する側の手間や時間がそれほどかからないことから、効率的といえば効率的なのですが、ご入居者様の「ゆっくり湯船につかりたい」「たまには一人でのんびり入浴したい」そんな声にお応えすることはできなくなってしまいます。ですので、ワタミの介護では、できる限り特殊浴という選択肢を取らずにすむよう、日々のケアを続けていくことを心がけています。
猪又様もご入居当初はずっとケアスタッフ2名対応で機械式浴槽による特殊浴でした。そんなある日、猪又様は「ひのきのお風呂に入りたいんだけどな・・・」とおっしゃったのです。よい香りのするひのき風呂はワタミのホームの特色のひとつです。けれど、ひのき風呂には補助のための機械がついていないため、入浴にはご本人様の身体機能の改善が必須となります。
「猪又様にひのきのお風呂を味わっていただきたい!」そんな思いを胸に、ケアマネジャー、ケアスタッフ、ナースが話し合い、PT(理学療法士)のアドバイスのもと、個別リハビリメニューを組み立てました。両手のスクロール運動、ボール握り、手足を動かすリハビリ体操、歩行訓練。「体を動かすのが好き。体操も大好き」そんな猪又様にあわせて組まれたプログラムです。猪又様も毎日熱心に、そして楽しそうに取り組まれました。
そして、2008年1月25日。つかまり歩行や手引き歩行で歩かれるまで回復された猪又様のご様子を見て、PT(理学療法士)が「いける」とアドバイス。ひのき風呂に入浴されることになりました。お部屋から浴場までのご歩行も、お着替えも、すべて一人でされ、そして湯船に肩までゆっくりつかられて・・・。猪又様はそれはそれはとても幸せそうな笑顔でした。
現在、猪又様のご入浴は、すべてひのき風呂個浴をご利用です。ご感想はいかがですか?そうお聞きすると猪又さまは満足そうにこう話されました。「最高ですね。もともとお風呂が大好きですし、いまはひのき風呂に入るのが何よりの楽しみです(笑)」