ワタミの介護トップ > ご入居者様ストーリー > vol.9 車椅子から、手引き歩行で20mも。小旅行がきっかけの、小さな奇跡。 in レストヴィラ座間

Vol.9![]()

黒澤様のお部屋には山梨旅行のお写真が大事に飾ってあります
新聞をご覧になるのが日課です
おやつを召し上がる黒澤様
レストヴィラ座間の気持ちのよい屋上にて
2008年9月11日、レストヴィラ座間から一台のバスが出発しました。「ご入居者様たちに全身で秋を感じていただきたい」スタッフのそんな思いから生まれた、一日小旅行です。行き先は山梨県勝沼。
散策、地元料理、足湯、ぶどう狩り。参加者の皆様は歓声をあげ、秋を堪能されました。そんな中、黒澤様のご状態の変化には一同、驚きを隠せませんでした。
当時、黒澤様は普段はずっと車椅子をご使用。また、座位(背もたれなしで椅子に腰掛けた姿勢)をとることも困難なご状態でした。ところが、昼食後の山梨県笛吹川フルーツ公園でのこと。展望台から足湯へ向かう途中、黒澤様が「歩きたい」とおっしゃられたのです。
「行けますか?」「行けるよ」短いやりとりのあと、車椅子から立たれた黒澤様とスタッフが両手をつなぎ、そのまま足湯までの20mをご自身の脚で歩かれたのです!さらにその足湯では背もたれのない状態で10分も座位をとられ、ゆったりと足湯を楽しまれました。
「ご自身の脚で歩かれている黒澤様は本当に楽しそうでした。足湯も堪能されていたようです」旅行に同行していたスタッフはそう話します。黒澤様ご自身も「みんなと一緒にワイワイ行ったのが良かったんだねぇ」「なんだか、歩ける、と思ったんだよ」と当時を振り返ります。
レクリエーションや旅行には“楽しむこと” 以外にも、心身のリハビリや介護予防等さまざまな効能があります。「昔、家族と一緒によく勝沼へ旅行に来ていたんだよ」そうおっしゃる黒澤様。きっと、楽しかった当時の記憶と、旅行時の嬉しい気持ちが、お身体に良い影響を与えたのでしょう。黒澤様は、その日をきっかけに、これまで以上に積極的にリハビリや外出レクリエーションに参加されるなど、目に見えて日に日に元気になっていかれています。
「山梨にまた行ってみたいねぇ」「他にもいろいろ行ってみたいねぇ」。目を輝かせながら、そう語る黒澤様でした。