ワタミの介護トップ > ご入居者様ストーリー > vol.21 「家族の喜ぶ顔を見るために」ご入居者様とスタッフが一緒に in レストヴィラ淵野辺

Vol.21![]()

歩行練習前に、足の指先で“グー・パー運動”を行い、足の血行を促します。
平行棒を使用して歩行練習
安江様が楽しみにされている“サンドイッチの日”
2013年1月より、レストヴィラ淵野辺にご入居されている、安江 正様。安江様は、鹿児島県奄美大島のご出身で、中学時代から野球をはじめ、サードを守られていたそうです。現在も、よく野球中継を観戦されており、今年の夏、母校が甲子園に出場した時は、テレビの前で熱心に応援をしていらっしゃいました。
ご入居時は、以前患われた脳梗塞の後遺症として左不全片麻痺・嚥下障害があり、移動には車椅子を使用、お食事はソフト食を召し上がっていました。しかし、安江様から、「歩きたい。通常の食事が食べたい。」というご要望をお聞きしました。ご家族様も、「できる限り、父の要望を叶えてあげたいです。」とおっしゃられ、レストヴィラ淵野辺のスタッフもその思いを大切に、リハビリテーションを開始しました。
「歩きたい」
平行棒を使用した歩行練習の方法を本部所属のPT(理学療法士)に相談しました。立位を保持することはできるものの、足を前に出すことが難しかったため、歩行練習の前に準備体操を取り入れることにしました。また、右の腹筋を鍛えるために、右手を上に伸ばす運動も実施しました。
開始した当初は、週4回を目標に実施していましたが、日が空くと足の運びが悪くなるため、できるだけ毎日実施するようにしています。
「通常の食事が食べたい」
安江様は、義歯を入れると不快感があるということで、義歯を使用していませんでした。しかし、ST(言語聴覚士)に相談し、咀嚼力をあげるために義歯を入れていただけるよう義歯の調製をしました。また、食事前には飲み込みがしやすくなるよう、氷水で口腔内マッサージを行い、軟菜食を召し上がっていただきました。義歯を入れることに慣れてくると、飲み込みが安定し、むせこみは少なくなりました。そこで、パンが好きという安江様のために、2ヶ月に1度の“サンドイッチの日”に常食のサンドイッチを提供させていただきました。安江様は大変喜ばれ、「美味しい!」とすべてお召し上がりになられました。現在は、口腔内の衛生が保たれるようケアスタッフが口腔ケア専用のブラシを使用して、口腔ケアを行っています。好物のパンも朝食の洋食メニューの日に提供をさせていただいています。
安江様がリハビリテーションを頑張っていらっしゃるのは、ご家族様の応援があるからです。立位保持の時間が長くなったり、歩行ができるようになったり、通常の食事に近い形態で食事が召し上がれるようになったり・・・一つひとつにご家族様は大変喜んでくださいます。そのため、安江様はもっと喜んでもらいたいと、リハビリテーションに取り組まれていらっしゃいます。
現在の安江様の目標は、“お嬢様のご自宅に遊びに行くこと”。安江様の目標は、私達スタッフ一人ひとりの目標でもあります。目標の実現に向け、これからも毎日、お手伝いさせていただきます。