ワタミの介護トップ > ご入居者様ストーリー > vol.27 ご入居者様に大阪の味を楽しんでいただくために in レストヴィラ葉山

Vol.27![]()

3食すべて、口から召し上がれるように
お好み焼き<通常食・軟菜食・ソフト食>
夫婦部屋にご入居され、お2人で支えあいながら生活をされていました。当時、良子様は、通常食をご自分で召し上がっていましたが、次第に体調が変化され、食事の形態は、通常食からソフト食へと変更になりました。そして、食事量も減り、充分な栄養を摂ることができなくなってしまいました。そのため、2010年に胃ろうを造設、経管栄養(チューブで栄養を直接、胃に流し込む形で栄養補給をする方法)での栄養摂取をすることになりました。
このような状況の中、良子様より「口から食べたい」とのご要望があったため、口から召し上がることが可能かどうか、病院にて嚥下造影検査を実施しました。そして、ゼリーを1回3㏄、口から食べていただく訓練を開始することが決定。その後、ゼリーの量は徐々に増え、「他に召し上がりたい物はございませんか?」と、ケアマネジャーが良子様にお伺いすると、「ご飯が食べたい」とのお言葉。そこで2012年4月、再度、嚥下造影検査を実施し、朝食のみ口から召し上がっていただけることとなりました。経過は順調で、秋頃には3食全てを口から食べられるように。一時は体重の減少が見られましたが、主治医の判断の下、継続していくことで、次第に体重も安定し、穏やかに生活をしていただくことができました。
2014年、ケアプラン更新の際にご要望をお伺いすると、「たこ焼きとお好み焼きが食べたい」。大阪出身の良子様の願いを叶えようと、全スタッフが一丸となり、実施に向けた計画を開始しました。食事の形態は、本部所属の管理栄養士にも相談。見た目もできるだけ通常食と変わらないように工夫し、5月には“たこ焼き”、6月には“お好み焼き”を召し上がっていただきました。現在、担当ケアマネジャーの宮川は、「目の前で調理をさせていただいたので、温かくて美味しいね、とおっしゃっていただきました。また、良子様の喜ばれているお姿に、旦那様も喜んでくださり、私たちもとても嬉しくなりました。」と、話します。
現在も定期的に嚥下造影検査を実施し、口から安全に召し上がっていただけるように取り組んでいます。一食でも多く、良子様に美味しい食事を召し上がっていただけるよう、継続してお手伝いさせていただきます。