ワタミの介護トップ > ご入居者様ストーリー > vol.24 噛むリハビリテーション スルメで咬筋力アップ in レストヴィラ浜川崎

Vol.24![]()

スルメを噛むリハビリテーションに取り組まれる的場様
ノンアルコールビールを手にもたれ、笑顔を見せてくださいました
「ここの食事は悪くないですよ」と、召し上がられます
歩行のリハビリテーションも実施しています
入居当時から通常食を召し上がっていらっしゃいましたが、2012年頃から食事中にむせこまれたり、野菜や米粒など飲みこめず、口から出されてしまったりという様子が見られるようになりました。そのため、食事の形態を噛む力の弱い方や、飲みこむことが難しい方でも美味しく召し上がっていただけるよう、舌で押しつぶせる軟らかさに開発した「ソフト食」やお粥に変更し、召し上がっていただくことになりました。
ソフト食に変更後も、ほぼ残すことなく召し上がっていらっしゃいましたが、的場様より「歯ごたえのあるものが食べたい」という、ご希望をお伺いし、本部所属の言語聴覚士(以下、ST)に相談をしました。STからは次のような指導を受け、ホームスタッフが実施しました。
まず、義歯を入れられた際、奥歯の噛み合わせがあっていないということで、義歯の調整を行いました。また、身体に硬さが見られたため、肩を前後に回すなど、身体の筋肉をほぐす体操や、飲みこむ力を誘発させるため、口腔内のアイスマッサージを食事前に行いました。
そして、義歯の調整が終わってからは、噛む力を上げるため、スルメを20回程度噛むリハビリテーションを行いました。スルメを用いてのリハビリテーションを提案したSTの山岸は、「的場様の噛む力を拝見し、この時の筋力では、噛み切れることはないと判断し、必ずスタッフが付き添い、見守りながら実施をするよう指示をしました。」
ケアスタッフの河内は、リハビリテーションの様子を振り返りこのように話します。「始めたばかりの時は、スルメを噛んでいただいても噛めておらず、抜けてきていましたが、1ヶ月程度続けることで、スルメをしっかりと噛めるようになられました。」そして、歯科往診にて噛む力・飲みこむ力を確認していただき、問題がないということで、ソフト食のおかずは、食材を軟らかく飲みこみやすく調理工夫をした「軟菜食」に、お粥は、少し軟らかめにお米を炊いた「軟飯」に変更いたしました。
また、お酒がお好きだと伺ったので、よりお食事の時間が楽しくなるように、ご家族様と相談し、夕食時にノンアルコールビールを1本、ご用意いたしました。
現在では、食事中はむせることがなくなり、「美味しいですよ。」と、毎食残さず召し上がっていただいています。また、フロアのラウンジから居室までは、スタッフの手引き歩行によりご案内させていただき、歩行のリハビリテーションも実施しています。
これからも、ご自分らしい充実した日々をお過ごしいただけるよう、スタッフ一同寄り添わせていただきます。